アートゾーン神楽岡美芸短信

ギャラリストが様々な角度から日記風に伝える展示会通信です。

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8/25(火) ART OSAKA 参加報告 です!

 大坂で毎年開催されるアートフェア「ART OSAKA」に今回初めて参加しました。

 このアートフェアは大坂の現代アートを取り扱うギャラリーが集まり最初は大坂南港の倉庫ではじめましたが、3年前から大坂中之島の堂島ホテルを借りて行うようになりました。

 弊店は昨年5周年を終え、新たな展開を考え今年の「ART OSAKA」に申し込んだところ当選し幸運にも参加できることになりました。

 会 期 8/21(金)~23(日)
 会 場 堂島ホテル(大坂・中之島) 8・9・10・11階
 参加ギャラリー 47ギャラリー

 アートゾーン神楽岡の会場は 1102号室 でした。

 堂島ホテルは中堅の老舗ホテルです。数年前に改装され重厚な趣を呈しています。従業員の対応も丁寧で洗練されていて気持ちの良いホテルです。
 
 部屋は3つタイプがあり、最も小さな部屋を選びましたが、この部屋をどのように展示し来客に注目していただくか検討した結果、下記5名の作家に出展を依頼しました。

 山下清澄
 綿引明浩
 マツダジュンイチ
 傍嶋飛龍
 舟田潤子

 それぞれ5名の作家の展示風景をご覧いただきます。

 まず、山下清澄です。

山下縮小

 山下先生にはギャラリー創設5周年を記念し、銅版画全作品集を昨年刊行しましたが、その特装本に添付されている作品を中心に飾りました。室内のクロゼットが重厚なチーク材仕様だったのでその中に納めたところぴったりと合いました。
 幻想的で緻密な山下作品を初めてみる来客も多く、魅了され再度訪れる方もありました。

 綿引明浩です。

綿引縮小

 綿引氏には事前にホテルのベッドの広さを知らせ、それに合うような作品展示を依頼していました。
 弊店の意向に応えていただき見事にベッドに綿引ワールドを出現させていただきました。作品は油彩2点に、それ以外は様々な形をしたクリアグラフ(ガラス絵)のオブジェで構成されています。
 来客はベッドの上に展開する綿引きワールドに堪能していただきました。

 マツダジュンイチです。

マツダジュンイチ縮小

 マツダ氏には3点出していただきました。
 新しいスタイルの水墨画で近年急速に注目されている作家です。彼の描くラインは緩急自在で魅力的な線と面で構成されています。
 芳名録にマツダ氏の描画力を絶賛するコメントを書いて下さる方もありました。
 彼は武道に長けており、武道精神が水墨画の隅々まで染み通っていて聡明な画風です。

 傍嶋飛龍です。

傍島縮小

 傍嶋氏には室内の壁面を埋め尽くすようなドローイング制作をお願いしました。
 一目見れば幸福感で満たされるような何枚ものドローイングを描いてくださり、室内はHappyな部屋、癒しの部屋にすっかり変わってしまいました。
 また、自作の万華鏡も展示されましたが、万華鏡を観たいという人たちで会場は大混雑しました。
 
 最後に舟田潤子です。

舟田縮小

 舟田氏にはバスルームを自由に使い舟田ワールドを展開してくださいと依頼しておきました。
 彼女のテーマであるサーカス路線で部屋全体をまとめられ、新しい試みとしてモビールを展示されました。
 モビールはサーカスの踊り子や玉乗りなどを中心に風に吹かれれば踊る趣向になっています。
 舟田氏の新分野になる出来でした。今後どんなモビールが出現するのか楽しみです。

 このように5名とも独自の世界を展開されましたが、部屋全体としても明るく幸せ一杯の充実した部屋になり、全体的にも統一感が出て大成功でした。

 来年も「ART OSAKA」にぜひとも参加し、来客の皆さまを驚かすような部屋にしたいと思っています。

 また、このアートフェアは一般には2日間しか公開されないので、来年はこの展示内容をアートゾーン神楽岡でも見ていただけるよう、「ART OSAKA」終了後再度展示が出来ればと考えております。



   
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8/19(木) 22日(土)・23日(日)、ART OSAKA(アートフェア)に参加!

 アートゾーン神楽岡は下記アートフェアに参加します。
是非、お越し下さい。

日 時 8月22日(土)・23日(日) 12:00~19:00
場 所 大坂・堂島ホテル 客室1102号室

(京阪電車中之島線渡邊橋下車 北へ渡邊橋を渡ったところです。)

 このアートフェアには海外のギャラリー(台湾、韓国、シンガポールなど)を含め全国から47店舗参加します。堂島ホテル4フロアを使用しての大きなアートフェアです。

 アートゾーン神楽岡は下記作家が参加します。
山下清澄
綿引明浩
マツダ・ジュンイチ
傍嶋飛龍
舟田潤子

5名の作家は趣向を凝らし、面白い展示を展開しますので是非ご覧いただきたくご案内します。

DM、AO



8/2(日) PORTO DI STAMPA 始まる!ユニークな作品が勢ぞろい! 

 今年で3回目となる下記グループ展が始まりました。

 8/2(日)~16(日) 
 PORTO DI STAMPA ~京都市立芸術大学在学生版画展~
 

 この展示会は学生達の版画レベル向上のため、京都市立芸術大学教授木村秀樹先生のアドバイスを得て弊店の企画で行うものです。

 今年は3回目を向かえ、ようやく意図が学生達にも理解していただけたのか、グループ展のためにほとんど全員が新作を出してくれました。

 どれも個性的で意欲的で見ごたえのある作品でばかりが並び店主としても嬉しい限りです。

 まず、松井亜希子(院2)作品から紹介します。建築物と風景を鋭角な線で重層的に捉え、鋭いエッチングのラインでクールな画面を創り上げています。

展示風景 (11)

 次に桐月沙樹(院1)作品です。スイミングの状況を万華鏡的視覚で見せるユニークな試みです。木版とシルクの併用です。

展示風景 (10)

 堂東由佳(院1)作品です。いろんなキャラクターを並べて縮小し繋ぎ合わせることでレース模様のようなユニークな世界を創り上げます。

堂東・沈むバタフライたち縮小

 宮田雪乃(学4)作品です。今回は中学生の頃の悲喜こもごもの記憶を作品化することで過去を清算し、新たな歩みとするためのシリーズ制作とのことです。少女時代のこころの機微が伝わってきます。

 展示風景 (6)

 奥田一生(学4)作品です。変容する世界、あるいは機械的なものを有機的なものに変容させることで絵画でしか表せない新世界を創り上げます。

展示風景 (13)

 茶之木絵理(学4)作品です。アールデコ文様、あるいは大正から昭和初期のレトロなリトポスターを思い出すようなデザイン的郷愁のある世界を創っています。

展示風景 (12)

 浜田知世(学4)作品です。夢日記からテーマを見出し、夢体験を銅版画で表現しています。未体験の世界に驚きながらも、怖いもの観たさの少女達の眼差しが魅力です。

展示風景 (7)


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