アートゾーン神楽岡美芸短信

ギャラリストが様々な角度から日記風に伝える展示会通信です。

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現代美術コレクター 田中恒子さんのアート・トークが楽しみです!

 田中恒子さんをご存知でしょうか?

 数10年にわたって仕事の合間を見つけてはギャラリーを渡り歩き現代美術コレクションを続けてこられた無類の現代美術好きの人物です。

 その田中さんが和歌山県立美術館に長年にわたって蒐集したコレクションの大部分を寄贈され、その展示会が当美術館で昨年の秋開催され大変な話題になり新聞社各社が取り上げました。

 その中で京都新聞の記事を紹介しましょう。

田中恒子記事

 この記事は読者に少し誤解を与えるかもしれませんね。

 田中さんは資産価値があるから現代美術を購入したのではなく、作品そのものに感動したから購入してこられたのです。

 田中さんが現代美術を購入するときのコンセプトは①購入した作品を自宅に飾り作品とともに暮らす②作品は必ずギャラリーから買う③作家の人柄に触れ考えを知る④購入した作品を私物化せず次代へと引き継ぐ、というものです。

 田中さんはコレクションの楽しさを満面の笑みをたたえ本当に楽しく話されます。

 その田中さんに下記日時にアート・トークをしていただくことになりました。
 
 田中トークの案内

 是非ご参加下さい。

 なお、前回ご紹介した「安藤真司銅版画展」の開催中です。

 当日は安藤真司氏も来廊されアート・トークに参加していただきます。



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安藤真司銅版画展 まもなく始まります!!

 下記展示がまもなく始まります。

 2/5(金)~21(日)
 安藤真司銅版画展


-安藤真司のプロフィール-
1960    岐阜県生まれ
1987    東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻 卒業
1989    東京芸術大学大学院美術研究科修士 修了

1987〜90 大学版画展 <買上げ賞> (町田国際版画美術館)
1988〜   日本版画協会版画展<協会賞’93><準会員佳作賞’02>
1989    第1回JAPAN大賞展<佳作賞>
1990〜91 日本具象版画展<優秀賞>
1990    第3回都版画大賞展<都賞>
1991    版画「期待の新人作家《大賞展<大賞>
1991〜   CWAJ現代版画展
1992    板橋の現状1989-1991展(板橋区立美術館)
1993    第2回高知国際版画トリエンナーレ展
        日本版画協会版画展<日本版画協会賞>
        第27回現代美術選抜展(文化庁)
1994    シガ・アニュアル’94 版の宇宙(滋賀県立近代美術館)
1995    現代日本美術展(東京都美術館)
        文化庁優秀美術作品買上げ
2000    日本版画協会版画展 <準会員佳作賞>
2002    第5回高知国際版画トリエンナーレ展<中土佐町立美術館賞>
2003    NiCAF(東京国際フォーラム)       
        INTERNATIONAL PRINT & DRAWING EXHIBITION(タイ)
2004    第13回ソウルスペース国際版画ビエンナーレ<買上賞>(韓国)

赤い面影縮小

森の誘い2009-4縮小

 上記2点をご覧いただいたら分かるように抜群の描写力で折々の季節の花々や木の実を描き作品を見るものに季節の変わりゆく哀れを感じさせずには居れません。

 葉山にアトリエを持ち、自然に囲まれ自然の生気を体感する日々送る安藤さんの作品はどれも静謐で魅力的です。

 是非ご覧下さい。


遅ればせながらヤナウィットさんのアート・トークの様子です。

 昨年末は忙しくてヤナウィット展(2009/12/4~22)の紹介ができないまま年越しをしてしまいました。 

 遅ればせながらアナウィット氏との出会い、会期中に行ったアート・トークの模様などのお話をいたします。

 ヤナウィット氏にお会いしたのは2008年1月でアート・レディデンスでシルバーコン大学に滞在中の英裕さんの紹介によってでした。

 シルバーコーン大学は総合大学ですが美術学部は充実していて日本で言えば東京藝術大学に匹敵するハイレベルな学生達が集まっています。

 私はタイの作家たちを紹介してもらうために英さんを訪ねていき多くの先生や学生達を紹介していただきましたが、そのなかで英さんの先生であるヤナウィット氏の作品が特にクオリティが高く興味を持ちました。

 そこで、ヤナウィット先生に弊店での個展をお願いしたわけです。

 先生はシルバーコーン大学の副学長でもあり多忙な中、2009年に入り集中的に作品制作に専念されたようで今回の個展の作品はほとんどが09年作のものでした。いかに今回の展示に力を入れておられたかわかると思います。

 ところで、ヤナウィット先生は2009年12月10日に関空に到着され、その足で弊店に直接こられました。

 翌11日は京都造形芸術大学で1日レクチャーとワークショップを、12日は弊店でアート・トークを、13日は愛知芸術大学に移動され愛知芸大での個展の準備と精力的に行動されました。

 弊店でのアート・トークの様子です。

講演4

 ヤナウィット先生はスライドを写しながらオーガニック・プリントの制作プロセスを参加者30数名を前に熱心に説明されました。トークの後の懇親会も大変盛り上がりました。

写真2
(右端がヤナウィット先生)

 オーガニック・プリントは季節や気候によって採取される実や花の色彩が違うので二度と同じものは出来ないという半ば自然の摂理に従いながら制作されるものであり、また、一方研究を尽くして採取する色彩の特性を把握することによって意図するものを制作すると言うものです。

 相反する二面性を充分理解して制作された作品は私達を魅了し感動させます。

展示風景

IMG_3847.jpg

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制作プロセスを示す写真を貼るヤナウィット先生

IMG_3859.jpg


 1月15日から始まる「輝くアーチストたち~2009年リクエスト展~」にも数点展示しますので是非ご覧下さい。

 また、ヤナウィット展の巡回展も計画しており、全作品を預かっておりますのでご希望の作品を今ならご覧いただけます。







 

北海道ツアー四方山話し(閑休話題)

 お正月、ギャラリーの仕事を離れ命の洗濯に2泊3日の北海道ツアーに参加しました。

 格安ツアー、しかしバスガイドのユーモアあるご案内で千歳空港からの長旅も結構楽しめました。

 バスガイドのご案内から

 1.北海道の命名
   命名者は松浦武四郎という人物で彼は江戸から明治期の蝦夷地の大探検家です。
   知らなかったな!留萌から少し北の小平(オビラ)に彼の銅像が建っていますよ!
   
松浦武四郎

 2.千歳の命名
   この地をもともとは「シ・コツ」(アイヌ語)と言った。しかし、「死骨」に通じ良くないとのことで
  「鶴は千年亀は万年」の縁起をかつぎ「千歳」と命名されたのです。知らなかったな!

 3.北海道には本州からの開拓団が入植し切り開いたのだ。
   バスツアーの途上、各地でこの地は広島県人、岡山県人、埼玉県人、富山県人などの開拓地と教えられました。
北海道が今あるのは先人の努力のおかげですね!
   
 4.「Boys be ambitious」はお別れのときの言葉
   千歳と札幌の間の恵庭の近くの農場で札幌農学校のクラーク校長が「Boys be ambitious」と言って学生との最後の別れをしました。クラークは札幌農学校にわずか8ヶ月しかいませんでしたが学生達に大きな影響を与えたのですね!

 5.昔は「鰊御殿」、今は「なまこ御殿」と「ほたて御殿」
   戦前までは北海道日本海側の各地で鰊が大量に獲れました。それで小樽はじめ各地に鰊御殿がありました。
   今は、日本海側「天塩」(テシオ)「サロベツ」「稚内」周辺がなまこの産地ですが、このなまこが中国料理に多用されるようで中国に大量輸出され、「稚内」近辺に「なまこ御殿」が立ち並んでいます。
   また、北海道東海岸オホーツク海側の「猿払」(サルフツ)周辺はほたての名産地で「ほたて御殿」が立ち並んでいます。

鰊御殿(小平の鰊御殿)

 6.日本最北端の駅稚内駅

IMG_3913.jpg

 7.北海道には無料分譲の土地がある。如何ですか。
   北北海道オホーツク海側「浜頓別」の村の一角、12棟(1棟100坪)が無料分譲されており、まだ2棟があいているそうです。大自然の中にログハウスでも建て第2の人生は如何でしょうか。

 8.旭山動物園のペンギン散歩
   旭川市の旭山動物園はごくありふれた動物しかいません。しかし、何故こんなに有名になったのでしょうか。
   それは10数年前に動物達を「行動展示」という方式で動物の生活行動を目の辺りに見られるようにしたからです。それまでは年間30万人前後でしたが今では300万人の入場者で賑わっています。
   ところで、ペンギンの散歩が冬の季節の見せ場だそうで、メタボ対策で朝夕2回1時間程度散歩をします。雪乃無い季節は足を痛めるので散歩はさせないそうです。散歩姿が可愛くて思わず何枚も写真を撮りました。

ペンギン散歩

 このほかにアザラシの生態が見られる「抜海」(バッカイ)や白鳥の休息地「クッチャロ湖」など、そして北海道一の温泉地「層雲峡」などまわりました。

 層雲峡温泉は本当に「いい湯だな!!!・・・・満足、満足」でした。
  
 


 

「輝くヤーチストたち~2009年リクエスト展~」がまもなく始まります。

 新年おめでとうございます。
 よいお年をお迎えされたことと存じます。

 今年は15日からオープンいたします。
 昨年は景気低迷のなかで奮起しおかげさまで来客の皆さまには大変喜んでいただける展示会を数多く出来ました。

 評判のよかったものをあげます。
 ◎2月 「山下清澄銅版画展」<東京大丸(八重洲口)>
  東京に1週間出張し開催した標記展示は来客の皆さまから「こんな緻密な作品は見たこと無い。」「気品があり幻想的だ。」「宝石のような作品だ。」等の評価をいただきました。

山下275新作HP用

 ◎5月「渡邊加奈子木版画展」
  日本版画協会展や飛騨高山版画ビエンナーレで受賞が続いている新人作家ですがモノクロトーンの作品群は強烈なインパクトがありご覧になった方に大きな印象を与えました。

3縮小

 ◎12月「ヤナウィット展」
  タイの作家であるヤナウィットは森から採取した実や花の天然色料による顔料で版画を作成するオーガニックプリントを研究開発した作家ですが、その作品は絶妙の天然色彩を醸し出し、また今日的問題である自然環境保護の問題を提起しており美術系大学や識者の間でも大きい話題となりました。

27 M.T Season Writes 14(Kyoto) 09 70.5×51縮小

 そのほかにA.R.ペンク、ドナルド・サルタン、マルコム・モーレイ、デビット・ホックニーなどの著名な作家
 2回目の個展となる橘宣郁子、小越朋子
 初めて紹介した本間利依、片平菜摘子、ウェイン・クロザース、筆塚稔尚など新人から中堅作家まで
 さらに二本版画協会展受賞者展、京都市芸術大学学部・大学院学生作品展など将来性ある作家を紹介しました。

 これらの作家を一同に介し再度数点づつ紹介展示いたします。
 
見逃された方はもちろんのこと、もう一度ご覧いただき感動を新たにしていただければ幸いです。

  

  

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