アートゾーン神楽岡美芸短信

ギャラリストが様々な角度から日記風に伝える展示会通信です。

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10月1日より舟田潤子展始まる!期待膨らむ!

 下記の通り舟田潤子展は2006年、2008年に続き3回目です。

 FUNADA JUNKO -CANDY CIRCUS- 10/1(金)~17(日)
 11:00~19:00 水・木休み


 回を経るたびに大作に挑戦し続け、今回は大作中心に展示されます。

 テーマはサーカスですが彼女の構想はますます豊かになり、華麗で豊穣極める作品へと変化しています。

 アートゾーン神楽岡の企画で9月に大阪梅田E-maで展示した大作2点を含め20数点展示します。

 大阪E-maの様子をご覧下さい。

展示風景2

 今まで数々の賞を受けていますが、今回の個展の前にスペインからカダケス国際ミニプリント展でWINNERS6名(特別賞)に選出されたとの連絡を受け、彼女は益々張り切っています。

 この賞は6名同格で主催者側が来年スペインで舟田潤子展を開いてくれます。

 益々実力をつけてきている舟田潤子展を是非ご覧下さい。





 

 


 
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小野知美さん!大いに語る!!

 小野知美展はあと2日(~26日)です。

 9月10日から始まりましたが、今までに大変多くの方々が小野知美展を見に来てくださいました。

 そして、何と多くの方々が小野作品とその人柄に触れて感銘を受けておられることか。

 小野さんはニューヨークのアート・スチューデント・インスチチュートに入学し石版画を学び始め、以来NYに永住して16年になるとのことですが、今ではこのインスチチュートで石版画を教えながら制作活動をしています。

 この間に制作を通じ小野ファンが広がってきました。アメリカではNYなど美術館やギャラリーで個展、グループ展も増えています。日本のギャラリーも小野作品の魅力に嵌っているギャラリーが増えてきました。

 今回、アートゾーン神楽岡での個展に一般客以外にNYから尺八の先生、碁の先生、中学校時代に習っていた絵の先生、大阪や名古屋や宇都宮などのギャラリーのオーナーたち、NYで知り合ったというファッションデザイナーなどなど、多彩な知り合いが多く来られました。

 それでは、小野さんの作品の魅力は何なのか。小野さんと色々話をするなかで探っていきます。

 小野さんは小学校の頃から絵が好きで得意科目だったそうで絵描きになるのが夢でした。だから迷わず大学で日本画を学びました。

 しかし、日本画を学ぶ中で日本のヒエラルキー社会に疑問を感じ、海外に活路を求める決心をし、まずスペインにわたったのでした。

 しかし、スペインのアート市場が狭いことが判り、アメリカのNYに渡ったのです。

 バイトをしながらArt student Instituteで学んだのですが、このアートスクールは公益法人で学費も安く、奨学金も充実していて、また石版画プレスも充分使えるなど理想の環境だったようです。

 また、石版画が体質に合っていたとのことで、夜遅くまで夢中になって制作していたため、学内では評判になっていたとのことでした。

 アメリカの美術教育は発想力、クリエイティブが重視されるので先生や先輩や他人からのプレッシャーを感じずに自由に発想できるので、自分の世界を展開できるとのことでした。

 アメリカでの日常生活は芸術家達が中心に住む共同住宅での生活で、不要になったものは必要な人に譲りあうといったような互い助け合いながらの生活だそうです。

 その住宅から今はart student Institute に週3回石版画を教えに行き、それ以外の日は制作に集中している毎日だそうです。

 情報の溢れるNYですが制作中は情報を断ち、心をピュアに整えるようにしているそうです。

 小野知美さんが描く大きなテーマは一貫して生命の発生、成長、増殖などで、生命の尊厳に対する温かい眼差しを感じるものばかりですが、アメリカの自由な空気の中で必要なときには助け合うという暖かい環境に接することで醸成されていったのかもしれません。

 小野さんは、アメリカは競争社会といわれるが少なくとも美術界については私はそうは思わない、と断言されました。

 小野さんはJUNと言う名の一匹の猫とともに生活しているとのことですが、気ままなJUNがあくびをしたり、背伸びをしたり、寝転がったりしているとJUNていいな!と思い何故かエネルギーを貰うようです。

 小野さんはJUNにアメリカの自由を感じ、JUNとの共同生活でエネルギーを受け、共同住宅の住人達との間の互助生活で連帯感を感じ、Instituteで石版画を教授することで責任感を醸成し、作品制作の時間に充実感を感じながら、日々淡々と生命の尊厳を追求する作品を描き続ける作家生活をおくって来られたのでしょう。

 そのような姿勢が作品の中ににじみ出ています。

 朧に見える作品群ですが、それらの作品と時間をかけて対話をすると、日本人が共有して持っている自然観を感得でき心に平安を与えてくれるのです。

 今、日本の文化として紹介されているアニメやお宅文化とは対極の侘び寂びの日本文化が小野作品には投影されているように私には見えます。

 わずか、後二日ですが是非ゆっくりと小野作品と対話してください。

 御来場をお待ちしています。




 

特報!大阪梅田E-maでのワークショップの模様です!!

 現在、大阪梅田のファッションビルで開催中の舟田潤子展が開催されていますが、昨日等会場でワークショップ「みんなでサーカスをつくろう」が行われました。

 その様子をご覧下さい。

パネルに銀杏のような図柄を前もって舟田潤子さんが書いておきました。この上から参加者が色々な形にきった色紙を貼っていきます。また、絵をかいていきます。

準備1

 初めのころは参加者が少なめでしたが徐々に増えていきました。さあ!作業開始です。

作業1

 徐々に人集りになり、子供たちも参加してきました。

作業2

 皆楽しく描きました。だんだんサーカス会場らしくなっていきます。

作業3

 舟田さんがさらに手を加えて完成に近づけます。

完成間近

 完成した作品の前で参加者とともに記念撮影です。参加者は出たり入ったりで最後まで残っていただいた方だけでの記念撮影となりました。

完成作品の前で

 下記が当日の完成作品です。

完成

 なお、舟田潤子さんはこの作品にさらに手を加えて10月1日から始まる舟田潤子展に出展する予定ですので是非ご覧下さい。

 





 

NY在住作家、小野知美展始まる!!

 今日(9/10)から小野知美展が始まります。

 9月8日にアートゾーン神楽岡に作品が搬入され、その午後と昨日で個展の設営準備をしました。その様子をご覧下さい。

 作品3

 上記作品は吹き抜け2階天井から吊り下げた左右各5枚がつながる作品です。タイトル「Milky way」は宇宙の拡がりをイメージした大作です。

 この作品を吊り下げるのに苦労をしましたが印象に残る力作です。

 下記は地下フロア壁面のインスタレーション作品で作家が展示作業をしている風景です。

 作品1

 小野知美は生命の誕生、成長、成熟などをテーマに描いてきた作家で、シーズシリーズから始まり現在では宇宙の起源まで含めた壮大なテーマにまで広がってきています。

 下記はほぼ展示を終えた壁面です。

作品5

 二階には宇宙的イメージを描いた「Night sky」と「Day sky」の両シリーズが展示されています。

作品4

 小野知美は嵯峨美術短期大学(現京都嵯峨芸術大学)卒業後、スペインのバレンシアに渡り1年間版画の勉強をし、その後アメリカのニューヨークに渡りました。

 NYのアート・スチューデント・リーグに入学しさらにリトグラフを学びながらプロの道を目指しました。

 ニューヨーク在住の日影眩のNYアート・レポート(雑誌:ギャラリー)では蔡國強のイベントや村上隆のインスタレーションの紹介と共に、小野知美の活躍ぶりを次のように紹介しています。

 「市が主催するスタジオツアーのオープンハウスに始めて参加した小野知美をNYタイムズがポートレート入りで取り上げ、CBSテレビがインタビューした。・・・・生と性、無と有、抽象と具象、フィクションとリアリティの間を揺れ動く表現は時として女性の(分泌)をほのめかし挑発的だ。彼女の作品はむしろ女性に売れる。・・・・彼女は(自分の自然)に依り、時代に迎合するエスニック・カルチャーに依らない。」と日影は村上隆などと並列に論じ小野知美の作品を村上隆などの対極のものとして賞賛しています。

 下記作品は「Origin」という作品で6点纏めて一つの作品を構成しているもので生まれ、成長、成熟し、朽ち、やがて元に戻る生々流転の東洋思想が読み取れます。味わい深い作品です。

 作品2

 小野知美の作品は派手な色彩で描かれた作品ではなく、全ての作品がわずかな色調の違い、仄かな明暗で、にじみ出るような心象を映し出しています。

 現物を見ない限りその味わいは分からないものばかりです。

 小野知美展 9/10・金~26・日
 
秋の展示に相応しい味わいのある個展です。是非ご覧下さい。


 
 

 


 

 

NY在住の新鋭作家!小野知美展いよいよ開催!!

 10数年前にニューヨークに渡り作家活動を続けている小野知美の個展です。

 小野知美展~Breath~ 9月10日(金)~26日(日)

 生命の根源の不思議に畏敬を感じ、細胞の増殖をイメージしたような作品を永く追求していましたが、今回の個展ではミクロな世界からマクロな宇宙の世界へと跳躍し、無限の宇宙空間を描いたものを中心に発表します。

 私は2,3年に1度日本に帰り小さな画廊で個展をしていた小野ワールドを見てきました。

 それらの作品は追求する世界も作品サイズそのものも小さなものでしたが、しかも地味で朧な世界でしたが不思議な魅力があり注目してきました。

 その作家が今度はマクロな世界に挑戦です。どのような宇宙観が見られるのでしょう。楽しみです。

しばし、小野知美の宇宙をお楽しみ下さい。

縮milkywayII 2010 リトグラフ・ミックスドメディア モノプリント 3.5×1.2m

縮nightskyI 35.5×28cm

縮nightskyII 35.5×28cm

幼い頃に大空を眺め宇宙の果てについて瞑想した頃を思い出します。

まだまだ、暑さが去らぬ異常気象の9月ですが、小野ワールドに触れることで忘我の世界に入りましょう。




「FUNADA CANDY CIRCUS SHOW」梅田のE-maで始まる!!

 大阪梅田にあるファッションビル1Fのイベントスペースで舟田潤子の展示が始まりました。

E-maの外から見た風景です。

i-ma玄関

 展示空間です。

展示風景4

 E-maには地下2Fにも地下商店街から入る入り口があり、店内の店舗案内のモニターがあります。
そのモニターにイベント案内も掲載されています。

モニター

このファッションビルにはファッションをリードする数十店舗がテナントとして入居しており、地下2階から地上4階まで占めていますが、20代から40代の若者に人気のお店ばかりのようで店内は昼から賑わっています。

是非一度、大阪の名物ビルE-maに立ち寄られては如何ですか。

尚、舟田潤子の展示は9月20日(月・祭)までです。





舟田潤子さんはE-maの展示準備で奮闘す!!

 今日(9/1)から大阪梅田のE-maで舟田潤子さんの展示会(~9/20)が始まります。

 FUNADA JUNKO CANDY CIRCUS SHOW 9/1WED-20MON

昨日(8/31)はその準備のためスタッフが午後3時に現地に集合し展示準備に入りました。

準備前のE-maのスペース
展示場所

ポスターだけは事前に飾ってありましたが、それ以外はこれから準備です。

 まずタペストリーからはじめましょう!ということでしたが吊り下げ用のワイヤーなどが無く買いに行かなくてはなりません。準備不足でした。反省、反省です。

 そこで、若手のフットワークの軽いスタッフが一走り!!

 タペストリーの準備に入りました。
タペストリー準備中


 苦労の末ようやく、入り口側のガラス側面にタペストリー吊り下げを終えたところ、このテナントビルに入っているある店舗から、タペストリーが邪魔で外からの見通しが悪くなったとのクレームが入り、トホホ(><)下ろすことになり、違う場所に移動となりました。

 一方、メインの壁面展示は何とかできあがりました。

準備中

 次はロープを張ってモビールの展示と床のディスプレイです。

 細かい作業に時間をとり時計を見たら早や11時です。

 これは大変だ!まだ終わらない。終電車に間に合わない!!

 ほぼ終えたところです。夜11時ごろの写真です。

外から見た展示

 少し残りましたが途中で終了し、今日の朝開館時間に間に合わしました。

 でも、大変魅力的なスペースになりましたので是非ご覧下さい。

 

 




 




  

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