アートゾーン神楽岡美芸短信

ギャラリストが様々な角度から日記風に伝える展示会通信です。

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琵琶演奏とマツダジュンイチ作品が融合し盛り上がる!!

 10月24日(日)15:00から琵琶を中心にした邦楽演奏会、題して「邦楽仙遊<風に音あり雪に色あり>」を開催しました。

 琵琶の師匠菅公香先生は82歳ながら、かくしゃくとした姿勢で琵琶演奏をしながら朗々と謡い、その声量に驚き感動しました。先生は6歳から琵琶を学びある流派の宗家として後輩を指導されて来られたようです。

 曲目は「羅生門」です。羅生門に出没する鬼を渡邉綱が鬼の片腕を切り落とし退治する話ですが、マツダジュンイチのぎゃらりーの側面を埋め尽くした白黒の作品と、戸外での強風の音とが相乗効果を呼び、臨場感を高めました。

菅公香

 また、甲斐元薫先生の胡弓の演奏や、平家琵琶の演奏も興味深いものでした。

 甲斐先生は邦楽器なら何でもこなし、その上、裏千家のお茶の先生です。

 演奏後の懇親会では琵琶の説明などお聞きしました。琵琶が邦楽器として確立したのは明治以降のようです。また、筑前琵琶は表が桐、裏が桑、平家琵琶、薩摩琵琶ともに両面とも桑で出来ています。筑前琵琶は音色がやわらかくきれいな音が出ます。それに比して平家琵琶、薩摩琵琶とも荒々しく勇壮な曲にあっているとのことです。

 胡弓は馬の尻尾が弓として使われていますが、弓は垂れる様にゆるく張られており、弾く時も胡弓の弦にゆったりと馬の尻尾が触る程度にして弾くと良い音が出るようで、揺らぎのある不思議な音色でした。

 その他、箏や三弦の演奏もマツダジュンイチ展に相応しく会場は盛り上がりました。

 なおマツダジュンイチ展は~11/7(日)までです是非ご覧下さい。








 
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マツダジュンイチ新たに銅版画に挑戦!!開催中の個展で披露!

 今回の個展を目指し昨年末から銅版画に挑戦することを企て、版画工房にかよいプリンターの藤井氏の指導の下10点の作品を完成させました。

 既に紹介した大作に水墨画とともに小品ですがクオリティの高い版画作品が並びました。

積-縮小

 上記作品は抽象作品のように見えますが、実はくしゃくしゃにした1枚の紙を一旦延ばし手で適当に切り裂いたものを忠実に写生したものです。無数の大小の気泡のような手書きの丸を無数に連ねることによってよれやしわの凹凸を表現した作品です。インクはグラファイト、紙は雁皮紙を使い銅版画の質感を高めクオリティの高い作品になっています。(シート価格33,000円 税抜き)

郭-縮小

 上記は曲線と直線と無数の細かい点で構成された作品です。鳥のような、牛のような、船のような、畠のような見る側の想像で色々に見えるキュートで不思議な作品です。(シート価格33,000円 税抜き)


蹟-縮小

 上記は細胞が無数に連なったような作品で、全体としては建て並ぶ高層ビルのような、町並みのような、日常の生活が感じられるような作品となっています。よく見れば細かく描きこまれており、見れば見るほど新たな発見があります。(シート価格33,000円 税抜き)


綜-縮小

 白黒の明暗で様々にイメージできる大作を作ってきたマツダジュンイチが小さな版画の世界で白黒の明暗の世界を創りました。この作品は函館山から見下ろした函館の夜景や大文字山から見た京都市の夜景を思い浮かべます。黒のグラジュエーションを出すのに銅版を何時間も磨いた苦心の作品です。(シート価格33,000円 税抜き)


 大作の水墨画と一味違ったもので、版画の質感をたっぷり味わえる作品となっています。

 マツダジュンイチの銅版画と言う新しい分野への挑戦は見事に成功しています。是非ご覧下さい。


 マツダジュンイチ展 ~11月7日(日) 
 

マツダジュンイチ展始まる!!

 旧来の日本画からはみ出し、旧来の水墨画の枠組にも嵌らない、スケールの大きな作品を制作し圧倒的注目を浴び始めているマツダジュンイチの個展が始まりました。

アートゾーン神楽岡の地下1階フロアには縦130×横780cmの壁面を一杯使った壮大な作品です。
タイトル:間(時間と重力からの開放)

地下

2階も巨大な作品で圧倒されます。
タイトル:面壁

2階

天井から地下に向けて、またまた度肝を抜く大作が吊り下げられています。
タイトル:月華

天井から

ほかに、マツダジュンイチが長時間賭け真剣に取り組んだはじめての銅版画作品10点が並びます。彼独特の世界が版画でしか出せないマチュエールを見事捕らえ表現されています。すべてが味わいのある作品です。

一見にしかず。是非ご覧下さい。



予告!クリスマス企画が面白い!!

 クリスマス

 12月に Little Christmas 展を開催します。

 この催しは46名の一流の版画家が結集し、小さな版画でリビングを小さな美術館に、お店を小さなギャラリーにしようという運動を立ち上げました。

 版画家たちのその運動を全国の20のギャラリーが10月下旬から順次展示会を開催し支援します。

 46名の作家は次のとおりです。

クリスマス1

クリスマス2

クリスマス3

クリスマス4

クリスマス5

クリスマス6

クリスマス7

クリスマス8

 弊店で発行のLittle Christmas展のリストをコピーし上記に載せました。

 46名の作家の版画にご興味を持たれ、この冊子をご希望の皆さまは下記までお申込下さい。

 アートゾーン神楽岡
 〒606-8311 京都市左京区吉田神楽岡町4
 TEL+FAX 075-754-0155
 E-mail artzone@iris.eonet.ne.jp
 


ワークショップは楽しいな!!くるくる回るモビールだよ!

 10月10日14:00からモビール作りのワークショップをしました。

 舟田潤子さんの指導の下、参加者が夢中で作っています。

製作中

 完成したモビールの前で参加者の撮影です。楽しく舞うモビールが出来ました。

モビールを前に

 親子そろっての参加者も多く、楽しい楽しいお菓子パーティとなりました。

パーティ

 子供たちはギャラリーの中を走り回り、こんな楽しいワークショップなら又参加したいと親子ともども満足そうでした。

 なお、舟田潤子の CANDY CIRCUS は10/17(日)までです。



舟田潤子さんは無類のサーカス好き!!

 華麗なサーカスショー、シルクドソレイユをご覧になったことがありますか。

 元体操のオリンピック選手など世界中の選りすぐりのエンターテナーが出演し空中ショーを展開するファンタジーなサーカス集団です。

 舟田さんはこのサーカス集団の大ファンで何度も見ているそうです。

69 sailer contortion縮小

 上記は大野城マドカピア版画ビエンナーレで池田満寿夫大賞を取った作品ですがサーカスの宙返りが画面いっぱいに描かれていますね。スピード感がある線で躍動感を感じますね。

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 上記は新作です。主役のピエロが得意満面で華やかなサーカスショーを魔法使いのように繰り広げています。絢爛豪華なショーが始まりますよ!!

 100129_Funada縮小

 目くるめく世界、それがサーカスの世界ですね。いつの間にかサーカスの世界に巻き込まれ頭脳はアルファ波で一杯になり、めまいがしそう!!そんな絢爛豪華な世界です。


 サーカスといえばうら悲しいイメージを連想しますが、今は180度違った世界です。

 さあ、ご覧下さい。

 展示中の CANDY SIRCUS は17日までです。




舟田潤子作品を見ると元気が出るわけは?

 舟田潤子作品を見ると楽しくなり元気が出ますね!何故でしょう?

可愛い作品

 上のちっちゃな作品は初期のものです。どれもかわいいでしょ!舟田さんは小さい頃お菓子屋さんになりたかったそうです。お菓子を作ったり、お料理をしたりが大好きで、だからお菓子を見れば空想が広がっていろんなものに変身するのですね。

タイトルを明かしましょう!どれもドライポイントの線が効果的ですね。

左上  マシュマロ・ハウス
左中上 ミルク・ティタイム・ボート
左中下 パイク
左下  ライトハウス
中上  ダイス・ハウス
中々上 ヴァイオリン・バグ
右上 キッチン・ペーパー・ハウス
右中 ブラック・ペパー・ハウス
右下 クロコダイル・ウォッチング

 スペインにカダケスと言うきれいな町があります。その近くにはダリ自身が構想して作ったダリ美術館があるのですが、その町が毎年カダケス国際ミニプリント展を開催しており舟田さんが今年入賞しました。

下の作品がそれです。タイトルはピーコック・トンネル。

カダケス受賞作

 孔雀のトンネルとは! 数匹の孔雀が羽を拡げトンネルを作るなんて!想像するだけで楽しくなりますね。

 舟田さんは「楽しく作り続けたい!」そして「人を楽しくさせたい!」と!

 小さい頃から、いろんなものを作り友達に上げたりして喜んでもらうのが嬉しかったそうです。

 今もその気持ちが持続していて、私達をハッピーにしてくれるのです。

 彼女の作品を見て、元気になりましょう!!不景気な顔を吹っ飛ばせ!!


 舟田潤子展 FUNADA JUNKO -CANDY SIRCUS-      ~17日(日)
 

 
 



 

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