アートゾーン神楽岡美芸短信

ギャラリストが様々な角度から日記風に伝える展示会通信です。

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綿引明浩ワークショップ風景です。楽しい時間でした!

 4月16日(土)、17日(日)と綿引明浩さん指導によるクリアグラフのワークショップを行いました。

 17日のワークショップの風景です。

制作中

 クリアグラフはアクリルの板の下に事前に用意されているクレーやシャガールなどの絵を置き、釘で下絵の線をアクリル上部からなぞります。その後アクリル面に出来た溝に黒のアクリルインクを組め描画を際立て、さらに自分の好みの色のアクリルインクで塗りこめ、最後に白のアクリルインクで裏止めをします。

 そうして出来上がった作品の披露をし記念写真を撮りました。

自作紹介

 この日曜日には8人参加されましたが各参加者が自作を持って満足そうにされている記念写真です。

 それでは8名の作品を紹介します。

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 今回はクリアグラフの制作工程も何も事前に知らずに参加された方ばかりですのでどんな作品が出来上がるのだろうかと興味深しんでしたが8名全員想像以上の出来だったようで大変満足そうでした。

 お子様でも簡単に取り組めるワークショップでしたが残念ながらお子様は一人も参加者がありませんでしたが、こんな楽しいワークショップは小学校や中学校にも是非広げてほしいとの希望が聞かれるほどでした。

 次回も是非参加し、もっと良いものを作りたいなど参加者全員意欲満々でした。

 数年後に又行いますので今回参加できなかった方々、是非参加してください。






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東日本大震災に思うこと!

 3月11日に東日本大震災が起こってから1ヶ月余りたちました。

 あらためて被災された皆さまに心よりお見舞いいたします。また、なくなられた方々にお悔やみ申し上げます。

 この間の私のまわりであった動きを紹介します。少しばかり長文ですが読んでいただければ幸いです。

①その1 
 私に盛岡市在住の友人S君がいます。S君は若い頃から消防署などに消防機具など安全・安心を売る仕事をし、今は「安全・安心研究会」を立ち上げ東北一円を中心に講演活動を通じ普段からの安全・安心対策の必要性を訴えてきました。

 S君は震災前に原発廃棄燃料貯蔵庫のある青森県六ヶ所村での4月講演を引き受けていましたが、大震災が起こり今後の予測がつかない放射能汚染がひろがっている現実に直面しての彼の心境をメールで受けました。

「・・・・・福島原発も気掛かりです。六ヶ所村原発(再処理工場)の仕事を来週に控えている関係で、落ち着かない心境です。否応なく色々な情報が入ってきます。正も負も‥。この時だけに止むを得ないですが、国家事業の一環として懸命に働いている方々の安全環境構築のために、与えられた務めを果たしてくるつもりです。」

 政府はじめ様々な機関がいろんな見解を出し、与野党入り混じり、また科学者の原発推進派、反対派が繰り広げる論戦に振り回されず今後の原発のあり方について国家及び個々人の安全・安心を確保する立場で話すことはS君にとってとても重い任務ですがやり遂げて欲しいと願っています。
 
②その2
 2009年12月にタイの作家ヤナウィット・クンチェートーン展を行いました。そして数日前に下記のようなメールが彼から届きました。

「東日本大震災のニュースは今でもタイで毎日報道されています。

タイでは日本支援のための募金箱を設置したり、いろんなところでチャリティーイベントが行われています。タイ人も日本のことを心配しています。

先日タイ人アーティストやギャラリーによる作品のチャリティーオークションも行われました。義援金を420万バーツを集めることに成功しました。私も版画を出品し10万バーツで落札されました。

日本に留学したことなど、日本という国は私にいろいろ与えてきました。
些細なことかもしれませんが、この10万バーツが少しでも日本を助けることになればと思っています。」

恐らく世界各国で日本の大災害を憂い日本支援の動きがあるのでしょう。本当に嬉しいことです。ヤナウィット先生はじめタイのアーチストたちに感謝いたします。

③その3
 私は花粉症で耳鼻科に通っています。昨日薬を貰いに行き、その待合室で東日本大震災の記事を特集した雑誌「アエラ」を読んでいましたが、最後のページに野田秀樹が掲載エッセイ「ひつまぶし」の中止宣言を掲載していました。

 前号「アエラ」の表紙に防護マスクをした人物の顔を「放射能が来る」と言う大文字とともに全面掲載されたことへの野田秀樹の反発、批判でした。

 この表紙は日本全土が放射能に覆われ防護マスクなしでは将来住めないのではないかとの不安を煽るショッキングな表紙で野田が反発するのも当然です。

 マスコミの役割は真実を伝えるのが任務で予断を入れてはならないのですがこの表紙の写真は明らかに真実をゆがめていると感じました。

 待合室は患者であるれていましたがこの記事を読みしばし考えさせられました。

④その4
 和歌山県立美術館学芸員のOさんから、福島県立博物館からの呼びかけ「東北へのエール」募集要項が回ってきました。下記内容です。

「・・・・。
ともすれば、こうした状況で文化・芸術は不要不急のものと断じられます。そうでしょうか。未曾有のいまだかつて誰も経験したことのない「想定外」の事態に切り結べるのがアートと呼ばれる人の営みではないでしょうか。

福島県においては現状の終息が危急の課題であり、将来の展望が開ける段階ではありません。福島県立博物館が準備を進めていた会津・漆の芸術祭2011も大幅に見直しが迫られ、開催についてもいまだ未定です。
こうした状況で皆様にお願いするのは大変心苦しいのですが、これまで福島県立博物館の運営にご協力いただいた方々から「東北へのエール」を賜りたいと思いご連絡いたしました。作品プラン・イベントプラン・復興プラン・未来へのビジョン・メッセージなど、皆様の今回の災害への思いをお届けいただけないでしょうか。今、ここで発せられたメッセージは将来の貴重な証言・記録ともなっていくと思います。
謝金等のご用意はできませんが、お寄せいただいたものは、当館HP上に逐次アップし全国に発信する予定です。
放射能の脅威を日々近くに感じながら、私たちはこの土地に踏みとどまれる限り、皆様からの声を発信していきます。ご賛同を賜れば幸甚です。」

 これを読めばわかるように福島県立美術館の危機意識は深く深刻です。現場で運営する人々の気持ちが伝わってきて身につまされる気持ちです。

 関西で活動する私達ギャラリストはどのようなビジョンを描きメッセージを発することが出来るのか悩みます。考えたいと思います。

 4つの出来事を紹介しましたがどれも考えさせられることばかりです。それぞれが自分の立場で出来ることを真剣に考え苦悩しながら遂行されていることに感動しています。

 
 




 

 

綿引明浩さんの楽しいワークショップに参加してはいかが!

 綿引明浩さんのワークショップを下記の通り開催します。
 このブログをご覧になった方々、ご友人やお子様をお誘いの上是非ご参加下さい。

<クリアグラフを描こう!!>
不思議な透明絵画です。
手ぶらで参加してください。材料は用意しています。

4月16日(土) 14:00~16:00 定員15名
  17日(日) 14:00~16:00 定員15名
  参加料 2,000円
  お申込 アートゾーン神楽岡宛
      TEL 075-754-0155
      E-mail artzone@iris.eonet.ne.jp

ワークショップの様子
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京都府立宇治支援学校竣工・開校式4月13日(水)催される!!

 宇治市広野の旧城南高校跡地に京都府が特別支援教育の拠点と位置付ける宇治支援学校の竣工・開校式が4月13日10時から行われました。

 当学校は理念は「喜びを共にすること」、目標は「自立」ですがこの理念に叶うものとして舟田潤子さんの作品が選ばれ当学校のエントランス・フロアを飾ることとなりました。このことは既にブログで紹介しましたのでご覧下さい。

 では開校式当日の様子をご覧下さい。

学校の前です。
2011.4.13支援学校

スクールバス用ターミナルが校内にあります。
スクールバス

体育館で山田京都府知事など関係者が多数出席するなか竣工・開校式が行われました。壇上で関係者と生徒達の交流セレモニーが行われています。
2011.4.13開校式

開会式終了後学内施設の見学会が小グループに分かれ行われ参加しました。校舎4階に円形の室内プールや25mプールがあります。他にも聴覚室、視覚室、工作室、音響室など充実した施設設備が用意されています。
2011.4.13プール

見学コースの最後の玄関前です。子供たちやご父母、教職員達で混雑しています。
2011.4.13玄関風景

舟田潤子さんの作品の前も賑わっています。
2011.4.13舟田作品の前で

作品の前で舟田潤子さんは喜びの表情です。
作品を前に

 今後、舟田さんはワークショップなどをおこない子供たちと交流を深めることになっています。また、エントランス・フロアを飾ったこの絵を通じ、子供たちがどのように成長してくれるのか楽しみです。



 

綿引明浩展始まる!

 今日から綿引明浩展が始まりました。

 綿引明浩展 4月8日(金)~24日(日) 

綿引明浩の描く作品はいずれも顔のない奇妙な人間や動物がいろんな場所や空間に出没し、跳ねたり飛んだりしており、不思議な情景をカラフルな色彩で描いています。

 展示風景2

 上記中央の絵は「丘の上の詩人が愛した眺め」というタイトルの大きな絵です。

 丘の上からお城と湖水と森と公園が、少し遠方に庶民の町並みが見下ろせます。

 空には羽の生えた天使が飛び、その湖水には白鳥がのどかに泳ぎ、公園では角ばった変な犬が吠え、花の顔をした犬が歩き、YやOや十字の顔を持った謎の人たちが散歩をし、セザンヌの絵を持った帽子を被った画家が歩き、赤い大きなテントを内から支えながら歩く人たちもいます。

 城の屋上には手の顔をした思索する人がイスにかけ、巻き貝の顔をした人がラッパを吹いていたりしています。

 実際にこんな人や動物や植物がいれば気味悪いと思いますが、綿引明浩が描く世界は詩人が描くイメージに変身しておりユーモラスで爽やかな世界になっています。

 長時間眺めていても飽きない楽しい世界ですね。

 もう一つ紹介しましょう。

 展示風景3

 こちらは壁面に4つアクリル絵を飾っています。

 これらも不思議なキャラクターがサーカス小屋で活躍していたり、町並みに徘徊していたりしています。

 また、アクリル画以外にアクリルにペイントしたクリアグラフもたくさん展示していますので是非ご覧下さい。

  


 

 

 

 

 

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