アートゾーン神楽岡美芸短信

ギャラリストが様々な角度から日記風に伝える展示会通信です。

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蜂の巣騒動!!

 アートゾーン神楽岡の入り口にもみじの木があります。

 このもみじの木に足長蜂がせっせと蜂の巣を作っているのを発見したのが8月初旬でした。

 京都市立芸術大学大学院版画専攻7人展(Porto di Stampa)が始まった頃で、学生達やお客様も気にしてました。
 
蜂の巣1

 9月初旬は元気に出入りしていた足長蜂がこの数日前から全部巣にへばりついたまま飛び出さなくなりました。弱っているのかな・・・と思いながら・・・

 そして今日の朝見てみると巣にびっしりとへばりついていた足長蜂が一匹も居なくなっていました。蜂の巣はもぬけの殻だったのです。

 餓死したのかもしれないと思いもみじの木の下の地面周辺を見回しましたが一匹も落ちていません。

 飛び出す元気もなかった足長蜂たちは一体何処へ行ったのでしょう。不思議です?

蜂の巣2

 蜂の巣は切り取って保存しています。

蜂の巣3

 この不思議な足長蜂の行動についてご存知の方、是非お教え下さい。

 ところで、現在下記展示中です。是非ご覧下さい。

 樋勝朋巳展 ~10/9(日)

 

  


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樋勝朋巳展の展示風景

 今日は快晴で爽やかな風もそよぐ絶好の行楽日和です。

 今日から樋勝朋巳展が始まりました。その風景をご覧下さい。

 樋勝さんがつくりあげたひょうきんなキャラクターたちが何かを始めていますが何故かユーモアを感じますね。伸びやかな中間色で描かれた油絵ですが、和みを与える絵です。子供たちも喜ぶでしょう。F3号30,000円からあります。

樋勝10縮

樋勝8縮

 版画30点はモノクロです。3点セットや4点セットにしたりして展示しています。哲学者内山節のエッセイに挿絵をしたもので、2004年から2005年と2年間信濃毎日新聞に毎週日曜日に連載されていたものをリニューアルして展示しています

 連載好評であったものをセレクトしリニューアルのうえ展示しています。30点全てシート価格7,350円です。

樋勝2縮

 絶好のシーズンです。美術鑑賞は如何でしょうか。











 

9/23(金)から樋勝朋巳展です! 安らぎの世界へどうぞ!!

 樋勝朋巳さんの個展は3回目です。

 大阪のある画廊で初めて彼女の銅版画作品を見たのは10数年前でした。

 日常の街角や公園で見かける風景からおとぎの世界に迷い込むような不思議な絵、

 動物と人間が仲良く語り合っているような不思議な絵、

 どの絵を見ても心が安らぎ、平和な世界をさまよっている感覚に浸れる絵、

 そのとき以来、樋勝作品の魅力にはまりファンでいるのです。

 今回は油絵と銅版画を展示します。

 樋勝朋巳 展
 9月23日(金)~10月9日(日)


 最近は版画からさらに絵本や油絵にも活躍の場を広げています。

2011年「トランポリン]F15縮

2011年「やさしいいロバ」F3縮

 今回の個展のため、信濃毎日新聞紙上に2年間にわたって連載され好評を博したエッセイの銅版画挿画から30点をセレクトしリニューアルしたものを展示していますが、下記はその内の2点です。

つながりについて縮

舟にのる理由縮

是非ご覧下さい。






『野嶋革展』の反響は如何に!

 現在進行中の『野嶋革展』の反響は大きく観賞者に衝撃を与えています。

 彼の今回のテーマは「森」で屋久島の自然林を写真に撮ったり写生したりしたものをもとに写実的な銅版画作品にしています。

 写実的なだけに彼の全ての作品は一見写真のように見えるのです。大方の人が写真のようだ。しかし、何かが違うと感じています。

nojima8.jpg

 銅版画のアクアチント、メゾチントという技法を駆使して何日も係り製版(大きな作品なら1ヵ月半)しプレスして出来上がる作品は確かに写真のようです。

 観賞者の一人がこの作品は「恐ろしい」「怖い」と言われました。写真はあるところに焦点が当たりそれを中心に拡がりがある。だから経験則から安心して見られるが、野嶋さんの作品は全ての部分に等質に焦点が当たっていて画面全体が闇の奥からひかりが発光し神秘的な森、言い換えれば恐ろしい森の印象がある。との指摘です。

 そして、その観賞者は30歳に満たない作家がこんな恐ろしい写実的な銅版画を作り上げるその技量に”空恐ろしい!将来どうなるんだろう”と唸りながら観賞されたのです。

 野嶋さんの作品は確かに並の写実ではありません。大自然の神秘、大自然への畏怖、大自然の恐怖など、ある意味で宗教的なアニミズムさえ感じさせてくれるのです。

 村上春樹の『ノールウエーの森』に人里はなれ隔離された森の一角に精神を病む人たちの施設に恋人の彼女を訪ねた彼氏が感じた森のように、あるいは『海辺のカフカ』にでてくる15歳の家出少年がたどり着いた図書館の司書から案内された森は神秘の森であり、恐れをさそう森でした。

 森は果てしなく魅力があり奥を窮めたいと思うと同時に、一寸先はわからず果てしなく恐怖も誘うものです。

 野嶋革さんの銅版画作品はそんな作品です。

 是非、多くの方にご覧いただきたいと存じます。



森に差込む光と漂う冷気に満ちた「野嶋革展」!始まる!

 今日から野嶋革展です。

 今回のテーマは”森”です。山岳散策の好きな野嶋さんは毎年何回か山に入り巡り、写真やデッサンにとどめます。

 山岳深く入り込むと鬱蒼とした森が広がり深閑とした暗闇の中に、一条の光が差し込み闇の中に照らし出される神秘的な世界に目を見張り息を呑みます。

 その一条の光は神秘的で神からの貢物のようにさえ感じ取れるのです。

野嶋7

najima2.jpg

 野嶋革さんは、森の闇に一条の光が射し神秘的世界が広がる状況を次のように表現しています。

 「闇の中に一筋の光がさす。隠れていたものの一端が露になり、そこに広がる世界へと意識が向かう。意識はさらに純化され、研ぎ澄まされ、闇の深遠さに引き込まれる。意識と無意識のはざまの世界。」

 今回描かれているところは屋久島に取材したものを中心に近隣の山々の森だといいます。

nojima10.jpg

 野嶋さんは闇と光の関係に関心があり、過去のテーマに闇の海とひかり、闇の月とひかり、闇の雲とひかりなどの関係を取り上げ作品にしてきましたが、近作は闇に漂う光が益々深淵になってきています。

 野嶋革展は ~9月18日(日)です。 

 自然の真髄を描ききっており、絵の前にいて自然の神秘、自然の驚異を体感できるスパーリアリズムともいえる優れた作品ばかりです。

 是非とも多くの皆さまにご覧いただきたくご案内いたします。




 

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