アートゾーン神楽岡美芸短信

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7/24(火) 大阪のアートフェア紹介

 4/20(金)~22(日)の間、大阪「堂島ホテル」の8・9階を借り切って大阪を中心とした26画廊(京都、東京、名古屋も参加)が集まりアートフェアを開きました。

 私は21日(土)に興味のあるシンポジウムがあったのでみにい来ました。
 シンポジウムのタイトル「アートをサポートする企業の文化戦略」と言うものです。下記はシンポジウムの風景です。

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 シンポの会場は既に満席で立って聞きました。パネラーはサントリー美術館副館長、大日本印刷ICC本部企画開発室室長、エルメスゼネラルマネージャーの3名で、まず各社のメセナ活動の実態報告がありました。

 サントリーは利益の1/3を文化活動に使われるそうです。その理由は当社は企業イメージUPによって商品の付加価値が高まるので、戦略上そうしている。社内的にもコンセンサスが得られているとの事だった。

 大日本印刷はあらゆる印刷から映像などイメージコンテンツまで扱っている。コマーシャルデザインなどのコンペや展示会を打つことで企業イメージ向上と社会貢献を果たしたい。社内コンセンサスを得る努力は必要であるとの事だった。

 エルメスはエルメスの企業活動そのものが文化活動と切り離せないものと認識している。極当然のように文化活動をしているのでメセナ活動とは思っていない。芸術は企業生命の一部と思っているとの事だった。

 上記3社は企業活動が文化芸術活動に密着ないし隣接している企業体なので文化活動に力が入っているのでしょう。

 しかし、大きな利益を上げながらメセナ活動に消極的な企業のほうが多いですね。文化活動は利益を生まないから社内コンセンサスが得にくいことも大きな理由でしょう。しかし、日本の企業文化のレベルを高めるのはもっと積極的に文化芸術活動にかかわるべきでしょう。

 今後、上記3企業がリーダーシップを示してくれると嬉しいですね。

 シンポジウム終了後、アートフェアを見て回りました。ホテルの客室を展示場にして各画廊が現代美術を展示販売をしています。

 各会場とも若い客が多く集まっており、関西でもようやく美術品に関心を持つ層が出てきたように感じました。長い美術界の氷河期が終わろうとしているのではないかとの感触を得ました。下記は展示風景。

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