アートゾーン神楽岡美芸短信

ギャラリストが様々な角度から日記風に伝える展示会通信です。

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10/4(日) 片平菜摘子さん!アートを取り巻く日本の状況をどう思いますか?

 片平さんにアートを取り巻く日本の現状についてどう思うか訊ねました。

 「海外と比べてみると、日本はアートがまだまだ身近でない気がします。

 例えばフランスは道を歩くだけでもアートに触れられました。停留所、ゴミ箱、地下鉄、ポスターなどひとつひとつのデザインや色彩が豊かで、誰もが無意識にアートのなかにいる感じがしました。

 日本は色彩が暗かったり、逆にデザイン性よりもごみごみした印象です。でも、それが日本らしさなのかもしれません。

 アートというと一般的に美術館に行って高いお金を払って観に行くという観念は根強いと思います。一般に普段アートに関わらないひとにとって、「美術」はわかりにくく、抵抗を感じやすい社会の雰囲気ができているような気がします。

 そう考えると、京都という地はアートにあふれていますね。石畳や、昔ながらのお店や暖簾など、身近でさまざまなデザインに触れることので、いいなあと思います。」

 ヨーロッパ諸国の主要都市は古い町並みがしっかり残り、戦争で被災したところも戦前の町並みに復元されていて、町の景観自身が絵画的景観のところが多いですね。

 やはり、永い歴史の中で培われた洗練されたデザインで町並みがコーディネートされているからでしょう。

 その上、どぎつい看板はないし、電信柱もないし、その上高層ビル群も少ないからと思われます。

 日本人は決して美術に関心がないわけではないと思っています。ルーブル美術館展が京都と大阪で最近ありましたがどちらも大混雑でしたから!

 しかし、現代作家の展示になると減ってまいます。特に日本人作家になると閑散とします。

 日本人はどうも教科書で学んだような作家の個展でないとダメなのでしょうか。

 日々新しい作品を作りだす作家が生まれています。その中から優れた作家を自分の目で探し出すことは大変楽しいことです。

 評論家や他人の評価を鵜呑みにせず自分の美意識でまずは評価してみることです。

 気楽にギャラリーに立ち寄ってみれば、例えばまだまだ新人の片平菜摘子さんの作品などに出会えるのです。

 そしてあなた自身がその作品の評価ができるのです。これほど楽しいことはないのではないでしょうか。

 ギャラリーは優れた作家とお客様の橋渡しをするだけだと思っています。

 ぜひ、片平さんの作品をご覧になって自分の目で評価する楽しい時間を持っていただきたいと思います。

かなたのちかく縮小
 

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