アートゾーン神楽岡美芸短信

ギャラリストが様々な角度から日記風に伝える展示会通信です。

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田中恒子さんのアート・トークは大好評でした!

 2月7日(日)、田中恒子さんのアートトークを開催しました。

田中さんのトークに入る前に安藤真司さんからご挨拶、「安藤真司銅版画展」の作品について説明をしてもらいました。

 安藤さんは葉山に住み、自然と対話しながら、花や虫を観察し、愛でながら日々作品制作をされているとのことです。
  
 下記は安藤真司さんの挨拶です。

安藤真司挨拶

 安藤さんの後、本番の田中恒子さんのアート・トークが始まりました。

 田中さんは住居学の先生です。研究者として駆け出しの頃、フィールドワークの一環として日本人の住居の実態を徹底的に調査をされたそうです。

 その中で分かったことが①住居環境が子供に大変影響を与える②無駄なものを持ちすぎるということから住居規模に合わし簡素に住む提案をされてきました。

 そのコンセプトは「簡素さという贅沢、愛着という豊かさ」にあると言うことです。

IMG_4039.jpg

 前段の住み方についての話をされた後、後半は簡素を心がけた生活空間で愛着のある美術品とともに暮らす心豊かな生活についての話に移っていきました。

田中トーク

 現代美術との出会いの話から始まり、コレクションを和歌山県立美術館へ寄贈するまでのお話を熱っぽく話されました。

 現代美術は分からないといわれるけれども、実は印象派などの過去の作品について理解するのはその作品の時代背景などを研究しないと分からないもので、その点現代美術は下記のような理由で分かりやすい。 

 現代美術は同時代の作家の作品なので評価が定まっておらず、購入者自身が作品評価をすることが出来る、また、作家から作品について制作動機や制作プロセスなど聞くことが出来るし作家の人柄にも触れることが出来るなど理解を深めることが容易だ。

 作品選択の基準は①感動を与える作品②作家名で買わない。③対話できる作品④作家からの預かり物と考える。

 など、私達にコレクションに対する姿勢について多くの示唆があり、あらためて作品を家庭に飾り楽しむことの意義を参加者一同感じ取りました。

 アート・トーク終了後、懇親会に入り30数名にわたる参加者達は和やかな雰囲気の中でワインを交わしながら充実した時間を過されました。




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