アートゾーン神楽岡美芸短信

ギャラリストが様々な角度から日記風に伝える展示会通信です。

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日本のアート最先端を見る!小谷元彦展ー幽体の知覚ー

 六本木ヒルズにある森美術館で開催の小谷元彦展を見てきました。

下記はそのフライヤーです。

小谷1

小谷2

 小谷元彦は京都出身で東京芸大で彫刻を学んだ作家ですが、その作品は彫刻あり、映像あり、写真あり、平面ありで、かつ度肝を抜くような壮大で精巧なものばかりです。

 フライヤーにも説明されているのですが、痛みや恐怖などの身体感覚や体験などをテーマに見る者の潜在意識に働きかけ刺激するような作品を作っています。

 しかもそれらの全てが規模が大きく精巧で完成度が極めて高いため、一種の高揚感を喚起し陶酔状態に私達をさせてくれるのです。

 例えば、フライヤーの表に載っているのは滝の映像作品ですが、四角に囲まれた内部に入ると滝壷に落ちていくような恐怖感を味わえますし、陶酔境にいたることが出来ます。

 また、滝の写真の隣の渦巻状の彫刻写真は表情の無い不気味な生物に感じる潜在的恐怖感を顕在化した作品群でとぐろを巻き骨化した不思議な形態の作品です。

 さらに下のフライヤーの中央の写真はピアニストやヴァイオリニストの指を拡げるために昔は無理やり矯正したそうで、そのマゾヒスチックなイメージを華麗な楽器であるヴァイオリンを矯正具に見立てて制作された作品です。

 そのスケールの大きさと精巧さに驚きました。

 展示は 2月27日迄です。東京に行かれたら是非ご覧下さい。お勧めの展示会です。 

 



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