アートゾーン神楽岡美芸短信

ギャラリストが様々な角度から日記風に伝える展示会通信です。

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確かなテクニックと軽妙洒脱な「釣谷幸輝展」を是非ご覧ください!

 明日から釣谷幸輝展を開催します。

 釣谷幸輝展 6月24日(金)~7月5日(火) 

 金澤美術工芸大学大学院修了の版画作家釣谷氏のメゾチント作品や木口木版を見ると題材の面白さ、詩的感性、卓越したテクニックに堪能します。

 銅版画の小品は手にとってその奥行きの深さを味わう楽しみがあるのですが、釣谷氏の作品はまさに手にとって味わう作品としては逸品です。

縮小”Grandmamma, what big teeth you have!”
 上記は『LITTLE RED RIDING HOOD』(赤頭巾ちゃんシリーズ)の1枚です。手にとって見るとメゾチントの味わいが良く出ていますよ。

 念のためメゾチントは銅板を直接鉄筆(ニードル)で細かく網の目を彫り、やすり(バニッシャー)で網の目を眼を潰し絵を描く手法ですが、熟練の要る仕事です。

フグ飛行船
 上記は『ケルプ博士の奇妙な発明』(版画集14枚)の内の1枚です。

 ケルプ博士はどうも釣谷氏の想像上の人物らしく18世紀の産業革命時代の人物として設定されているようです。海の生き物を素材に次々と発明した奇妙な品々を木口木版14枚にしています。

 ところで、ケルプとは大海藻のことのようです。軽妙で上品な笑いを誘う作品です。

 1枚づつ蓋付のクラシックな額縁に入り骨董品のような味わいをかもし出しています。

 是非ご覧下さい。






 



 

 

 

 

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