アートゾーン神楽岡美芸短信

ギャラリストが様々な角度から日記風に伝える展示会通信です。

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「小さな夢美術館」で山下清澄展を見学!

 鳥取県米子市の住宅街にあるプチ美術館「小さな夢美術館」に行ってきました。

 京都から米子まで車で約4時間強、途中加西SAと蒜山SAで休憩しながらの旅行です。30年以上前に蒜山、大仙に行きましたが、その時は道路も整備されてなく、工事中の道を迷いながら行ったことを思い出しました。

 「小さな夢美術館」はJR米子駅から近くです。きれいに区画整理された住宅街の一角にあり、個人住宅を美術館としてオープンされています。

 今は美術愛好家の亡きご主人の後を継ぎ奥様が運営されていますが、この奥様も大の美術好きと見受けられました。

 玄関に入ると奥様が丁寧に迎えてくださいます。

 その玄関の壁面には山下清澄氏の新作が飾ってありました。例によって超絶技法を駆使した素晴らしい色彩版画です。古希を迎えておられるはずなのに全く衰えが見られません。

夢5

 奥様に案内され展示室に入ると、アンティーク調の壁面にアールデコ風な装飾をところどころ付した瀟洒な室内に新作、旧作交えて山下清澄作品が展示されています。

夢1

 何時見ても素晴らしい作品です。洒落た洋館風の建物にはギリシャやローマの古代建築に横たわる世紀末的女性像は特にフィットしますね。

 日本が生んだ版画作家として長谷川潔や浜口陽三が有名ですが、この二人はフランス在住でフランスで評価されたから日本でも高い評価を得てきました。

 しかし、山下清澄作品のクオリティの高さは長谷川や浜口に勝るとも劣りません。なのに海外に出なかったが故に充分な評価が得られないのは残念です。

夢2

 奥様と四方山話をしながら時間が過ぎましたが、その間にも何人もの山下ファンが来られていました。根強い山下ファンが居ることを知り心強く感じました。 

2007年に当店で個展を開催して以来、久々の山下清澄氏の個展を見てここち良い時間を過しました。

 この旅行では同時に足立美術館、水木しげる記念館もまわり充実した時間を過しました。













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