アートゾーン神楽岡美芸短信

ギャラリストが様々な角度から日記風に伝える展示会通信です。

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木村秀樹展開催中!意欲的な新作を是非ご覧下さい!!

 木村秀樹新作展開催中です。

 木村秀樹展 ~10月30日(日)

 ”炭”をテーマに全く新しいシリーズ展開が始まりました。

 木村秀樹氏はお茶のたしなみがあり、炭の光沢に魅了されこの新作シリーズを始めたとのことです。

 そこで炭について少し調べました。お茶に使う炭は菊炭といってクヌギ(どんぐりの木)を長時間窯で焼いたものです。備長炭と言う炭もあります。備長炭は樫の木を焼くのですが上等な丸炭と割れ炭あり、窯で焼き赤くなった炭を灰でまぶして冷やします。備長炭で焼く魚や肉はおいしいですね。

 お茶炭も備長炭も光沢がありきれいですが需要も少なくなって炭を作る窯元も大幅に減っています。

 そんな炭をテーマにした新シリーズはどの作品も従来のものと違って和のペーストが盛り込まれ枯淡の味わいがあります。

Four Fishes縮
(Four fishes Silkscreen 120×80cm ed3 \100,000-)

Two Fishes  Drops縮
(Two fishes Drops Silkscreen 80×120cm ed3 \100,000-)

上記のシルクスクリーン作品は実は次に紹介する立体作品を制作する行程図に相当しているようです。いわゆる設計図ですね。

 次の作品は立体化した新作です。

 Mountain縮
(Mountain MIxed media \170,000- 正面から見たもの)

Mountain 横から 縮
(上記を側面から見たもの)

 炭の光沢を違った立体造形の中に再現、投影し新しい美を発見しようという新しい実験的試みです。背景は全くありません。

 山や雲や猫などの立体が炭状に摺りこまれたシルクの積層した塊で創られている、しかも、この塊は周囲は焦がされていて再び炭になっているのです。

 手の込んだ仕掛けが二重、三重にされているのでその面白みを理解するには時間が必要です。

 今回の立体作品は壁掛けのためのアクリル額縁に入っていますが、床における作品も構想中のようです。

 どうかじっくり観賞してください。

 

 

 

 

 

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