アートゾーン神楽岡美芸短信

ギャラリストが様々な角度から日記風に伝える展示会通信です。

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映画三昧を過ごす!!

久々にこの2日間、映画を堪能しました。

「硫黄島からの手紙」「父親たちの星条旗」を映画館で、「フリーダ」を衛星テレビで見たのです。

前2本はクリント・イーストウッド監督の話題の映画で硫黄島の日米攻防をめぐって前者が日本兵側から、後者がアメリカ兵側から描かれています。
硫黄島は小笠原諸島のひとつの島ですが米軍は1944年にサイパン、グアムを既に攻略し、日本本土攻撃の拠点にすべく最後の目標にした島です。

「硫黄島からの手紙」は栗林陸軍中将が指揮官としてこの島に赴任するところから始まります。既に戦局は傾き始めており、後方部隊からの支援が途切れ始め食料や水にも事欠く状態になっていきます。支援部隊が来ないことを知った中将は摺鉢山に坑道を掘り立て篭もり徹底抗戦することにします。翌45年2月米国海軍の壮絶な総攻撃が始まり、日本兵は徹底抗戦しますが2万人に及ぶ日本兵が全滅するというストーリーです。
食料の補給や援軍を絶たれ飢えの中で、栗林中将の最善の策の徹底抗戦も米軍の圧倒的兵力の前に1ヶ月延命しただけでした。

「父親たちの星条旗」は米軍の大艦隊が硫黄島に向かう艦隊の中の兵士の姿が描写され、指揮官から島の攻撃手順について指示があるところから始まります。既に島には空爆が何度も繰り返され日本兵が疲弊したところで6万人の兵力で上陸総攻撃しようとの作戦です。
当初は5日間で制圧できるとの判断でしたが上陸したものの日本軍の徹底抗戦に遭います。
1ヶ月後ようやく制圧し星条旗を摺鉢山頂上に掲げ、その写真が米本国に転送されます。長引く戦争に厭世気分が流れていた米国に戦勝ムードを演出する材料にこの写真が利用され、写真に映っていた6人の米兵が英雄に祭り上げられます。
しかし、彼らは最初に星条旗をたてた兵士でなく、上官に命じられ2度目に立てた兵士たちだったのです。
英雄にしたてられた彼らは本国の大歓迎の中で翻弄されていきます。

最前線で戦い戦死した兵士はもちろん、幸い生き残った兵士も大変な犠牲を払ったことが切々と語られており、戦争の悲劇を再確認した次第です。

現在的問題であるイラク戦争の是非、憲法改正の是非、北朝鮮問題なども為政者の判断が間違えば同じ道を歩むことになるのではないかと思うと空恐ろしいことです。

「フリーダ」はメキシコ女流画家のフリーダ・カロの”女の一生”を描いた映画です。
交通事故による障害、リベラとの出会い、結婚、リベラの浮気、苦悩、離婚、共産主義者トロッキーとの出会い、リベラとの再婚など激動の人生を感情一杯に生き抜いた気丈な女性として描かれています。
生きるとは何か!を見事に描いた映画でした。


ギャラリーを経営しているものとして、この3本の映画は「生きる」ことの意味を考えさせてくれました。
来客者にも作家にも生きる喜びを与えられるギャラリー運営をしよう!!


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