アートゾーン神楽岡美芸短信

ギャラリストが様々な角度から日記風に伝える展示会通信です。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「官から民への流れ」が美術館にも!!

 京都府堂本印象美術館が立命館大学に委託されたことをお話しました。

この流れは全国の美術館や博物館などのミュージアムに波及する様子です。
芦屋市美術博物館、横浜美術館、広島市現代美術館、長崎歴史文化博物館などが既に指定管理者制度でNPO法人や民間業者に委託されています。

さらに公共サービスの担い手を官民の競争入札で決める「市場化テスト」を国立ミュージアムに導入しようという動きもあります。「市場化テスト」は既にハローワークや刑務所で導入されています。

ミュージアムは体系的・継続的なコレクション収集と調査・研究をしていかなくてはならない機関ですから利益優先では創造ある良質な展示会などできません。

しかし、民間は別にして公共のミュージアムは税金で運営されていますから国民・市民のニーズに応えることが必要です。建物ばかりが立派でコレクションが十分でないところや、親方日の丸で見るべき展示会がなされてこなかったところもあるなど税金の無駄遣いもあったのは事実しょう。

こんな中で行政改革の一環として独立行政法人化、指定管理者制度による民間委託は時の流れと思いますが、委託を任された業者は利益と公益のバランスを十分配慮の上ミュージアムの使命を損なわないように運営して欲しいものです。

私たちギャラリーは文化芸術発展の一翼を担う気概を持たなくてはなりませんが、公共のミュージアムは文化芸術発展の要ですから活性化のために先導的役割を果してもらわなくてはなりません。

皆さん、独立行政法人化、指定管理者制度、市場化テストなどの文化芸術を巡る新しい動きに是非注目してください。


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://artzone.blog80.fc2.com/tb.php/39-b719fe38
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。