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4/24(火) 驚異の「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」「グレゴリー・コルベール展」!!

東京出張報告4 

4月19日(木)に東京国立博物館で開催の「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」を見に行きました。

 平日の昼過ぎでしたが博物館外壁を取り囲むように長い行列が出来ており、入場まで20分かかる混雑でした。

 館内特設会場はレオナルドが20歳の時に描き上げた「受胎告知」だけの展示だったため大混雑。しかし、警備員に誘導されながらではありましたがいろんな角度から見られるように工夫されており、見せ方としては合格だと思いました。

 レオナルドの作品は10数点しか完成品がありませんが「受胎告知」は「最後の晩餐」に並ぶ名作です。ガイドプレーヤーを借りてみると良いのではないでしょうか。

 特設会場から一旦学外に出て第2会場の新館へ移ります。
 特設会場ではレオナルドの天才の思考過程や秘密がヴィジュアルに見ることが出来るように展示されていました。

 レオナルドの「レスター寄稿」はビル・ゲイツが保持していることで有名ですが、レオナルドは寄稿類(全て鏡文字で書かれています。)を沢山残しており、それには人体解剖の研究や飛行機の研究や流体力学の研究や天体の研究などの成果が正確な図とともに記されています。それらが判りやすく立体模型で復元されており彼の天才振りが如何なく理解できるように展示されていました。これらの研究成果が彼の描く絵画に正確に反映されていることが良くわかりました。

 本物の展示は「受胎告知」だけだった(?)のですが展示に工夫がなされていてレオナルドの天才振りがわかるまれに見る面白い展覧会でした。

 20日(金)にお台場テレポート東京で開催中の「グレゴリー・コルベール展」を見に行きました。これも驚異的な個展でした。

会場風景1
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会場風景2
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 カナダのアーチスト、グレゴリー・コルベールの個展です。映画製作から写真へと転向したアーチストですが、2002年に展覧会をするまで10年間作品を発表してませんでした。

 過去15年間、コルベールはインド、エジプト、ミャンマ、トンガ、スリランカ、ケニア、南極、ボリビアなど世界各国をまわり撮影をし、その集大成が今回展示会として発表されています。

 今回の会場は坂茂が設計したもので、コンテナーとリサイクル可能な材料で出来上がった巨大な建造物です。坂は2008年開館予定の新ポンピドーセンターの設計者です。

 この会場で発表された作品は人間と動物との共生を神秘的な映像で展開されるもので驚きの連続でした。この映像はあらゆる人に見て欲しい。
 例えば、象の大群が水浴びする中を少年が共に戯れている映像、鷹を自由に操る女性や少年の映像、豹に寝そべる少年の映像、海中で鯨やいるかと舞い踊る青年など、時間を忘れてみてしまいました。

 コルベールは現代の最も優れた映像作家といえるでしょう。

 パソコンにキーワード「グレゴリー・コルベール」を入力すればHPが出ます。映像も若干入っていますので是非ご覧ください。

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