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7/3(火) 海外アート事情③-3 ヴェネチア・ビエンナーレに感動!

 6月10日イタリア館の前でのオープニング・セレモニーの後、イタリア館から見て回りました。

 今回のテーマは「Think with the Senses - Feel with the Mind. Art in the Present Tense」です。

 このテーマの下、ジャルディーニとアスセナーレの両イタリア館での展示は近年流行の映像に偏らず、各国の平面作品を多彩に採用し、かつベテランから実力のある若手までを取り上げ均衡の取れた展示となっており見ごたえがありました。その中で日本人作家は束芋(アニメ)、加藤泉(油彩)、米田知子(写真)、森弘治(ビデオ)、藤森由紀夫(音によるコンセプテュアル・アート)などが取り上げられていました。

イタリア館内を練り歩くパフォーマンス女性
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下記は展示されていた加藤泉の油彩
20070702190509.jpg


 また、ジャルディーニ会場には各国のパビリオンがあり、各国代表の作家が展示されています。

 日本館は日本代表の岡部昌生の展示でした。

 全館を広島旧国鉄宇品駅プラットフォームの遺跡をフロッタージュ(拓本)で埋め尽くし、広島の被爆石と共に展示していました。

 この作家は今まで知らなかった作家でした。今回初めて作品を見てエネルギッシュな仕事だとは感じましたがその意図するところが理解できず、帰国後しらべてみると被爆という歴史的痕跡をフロッタージュで示そうとするモノのようでした。
 芸術性があるのかどうかについては私は残念ながらよく理解できない作品でした。下記が岡部氏の作品です。

20070702192013.jpg


 下記はドイツ館の作品です。
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 また、アフリカ館が壮大でした。
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 両会場以外にヴェネチア市内各所で展示をしていましたが、リ・ウーハンや森村泰昌もそうでした。下記はリ・ウーハンの展示です。旧い民家を会場として借り展示を展開していました。
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 丸二日、両会場を全部見て回りましたが、残念ながら市内に散らばる展示場はほとんど見る時間がなく悔しい思いをしました。下記はレアトル橋の前でホット一息しているところです。 
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 ヴェネチア・ビエンナーレは期間中、市内各地で音楽祭や演劇が繰り広げられる多彩なフェスティバルで、全貌を知るには1週間程度滞在してもわからないでしょう。ましてや二日では無理でした。

 しかし、夕方から行われるコンサートの一つに参加し楽しみました。

 帰国後、たまたま「情熱大陸」をみていたらコンテンポラリー・ダンスの森田開次がヴェネチア・ビエンナーレのダンス・コンペに日本代表で出ていたことを知りました。そういえば、市内各地にポスターが貼られていましたね!

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